アレルギー性鼻炎は発作的に花が痒い、鼻詰まり、クシャミ、透明な鼻水 鼻粘膜の浮腫や蒼白 鼻の中隔の腫れなどが主な症状である。
ここではアレルギー性鼻炎の発作を抑えることを目的とする治療を紹介する。
アレルギー性鼻炎の鍼灸予防報告は1957年が最初である。20世紀の1950年代から80年代にかけて多くの臨床資料が発表されてこの20年で大きく進展している。
刺鍼だけじゃなく穴位敷貼 指鍼(指圧) 穴位レーザー照射 灸療法 耳穴圧丸 穴位注射 耳鍼などさまざまな穴位刺激が用いられ、研究されている。
治療——————–
●鍼
主穴:印堂 迎香 鼻通
配穴:百会 合谷 風池
鼻通の位置:鼻骨下の位置で鼻唇溝の上端 上迎香の別名がある。
治療方法——————–
主穴を主として配穴を1-2穴加える。主穴は毎回2穴を取るが、印堂は毎回取る。もう1穴は交互にする。30号1、5寸の鍼を使い。皮膚をつまみ上げて刺鍼する。
0、2寸くらい刺入して得気したら鍼先を印堂に向けて沿皮刺で透刺し鼻腔に腫れぼったい感じをおこさせる。20分程度置鍼して、できれば5分毎に運鍼する。
迎香と鼻通はそれぞれ1、5寸と1寸の30号鍼を使う最初に0、2寸刺入し、得気したら鍼先を印堂に向けて沿皮刺で透刺する。20分置鍼して5分毎に運鍼する。
百会は棒灸で15分くらい温めてほかの経穴も平補で治療しその後パルスをかける。
毎週2回治療し10日を1クールとする。
治療効果——————–
160例を治療し臨床治癒 105例 著効 28例 有効 23例 無効 4例で
有効率は97、5%
経験では治療の鍵は鍼の得気響きを感じれるか否かである。
●灸法——————–
主穴は2組に分ける
1 大椎 肺愉
2 三里 三陰交 合谷 曲池
配穴:脾虚には脾愉 腎虚には腎愉を加える
治療方法——————–
主穴は毎回1組をとり、2組を交互に使うそのうち1は両側を使い、2組は片側を取る 症状に合わせて配穴を使う 患者を仰臥位にし両手を広げて両眼を閉じて全身をリラックスさせて行なう。1クール目は3日に一日 2クール目は週に一度お灸する。
治療効果——————–
59例を治療し治癒8例 有効47例 無効7例 有効率は93、2%
本治療は体力の弱い人に適する。
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