昨日驚くニュースのひとつに、トランプが中東の紛争地域であったガザをアメリカ領にするというびっくり発言がありました。

ガザ地区は人口は180万人ほどいるようですが、他の国に行ってもらって数年かけて不発弾などを処理してリゾート地区にするような話らしいのですが、いかにも不動産屋さん的な発想だなと思いました。

ガザ地区を脅威に感じていたイスラエルは、賛成でしょうが、そこをイスラエルに支配されると困るという中東諸国、サウジアラビアあたりは大反対すると思われますし、下手するとアメリカと中東の戦争になりかねません。

 

今の時点での情報では、イスラエルがガザを攻撃して、そのガザをアメリカが自分で所有してガザの180万人を外に出すというのは、イスラエルに単に都合がいいだけになるんじゃないのだろうかという風に見えると思いますが、どうなんでしょうか?

 

アラブ諸国の総意も聞かずに突然の発言は驚くばかりです。

 

やはりトランプという人は、深く物事を考えずに損得だけで政治を動かす人だなと感じます。

それに反発する人は国内外にも出てくることと思います。

 

この論理でいくと、日本の領土の沖縄を、台湾を守るために沖縄に基地を作るから、沖縄国民は本土に全員渡れ!とか言い出し、沖縄の領土の金は払うからそれでいいだろ!と言われそうです。

理屈としては同じことです。

 

台湾はうれしいかもしれませんが、中国はどう思うでしょう。

そう考えるとわかりやすいでしょうか。

 

 

領土の問題というのはそれぞれの地域の事情や歴史があり、他の地域に住んでいる人にはわからない思い入れがあります。

土地というのはそういうものです。

 

僕も18歳まで生まれそだっていた北区新琴似の実家跡地をいまだに、違う家が建設されているにも関わらずに見に行くこともあります。

そこの道路や景色を見ることによって、昔に帰ります。

懐かしむ気持ちが芽生えます。

 

子供のころにあった様々な出来事が走馬灯のようにめぐります。

車を停めてしばし、懐かしむこともあります。

 

 

土地というのはそういうものです。

 

だから手放せないというものではなく、住む人の気持ちも大事だと思うのです。

 

そういう政治をトランプさんに行ってほしいと思います。