なかなかすっきりした天気にならずここ札幌は今日も雪が少し降り続いています。

気温がそれほど低くはないので、つもりはしないかなと思っていますが、あまり気持ち的にはすっきりしないですね。

 

 

子供の頃は、この時期は春休みくらいになっていてそろそろ卒業の時期に差し掛かります。小学校の卒業式は母が来たのですが、中学校、高校と母は仕事をしていたので来ることはできませんでした。

 

 

当時は今のように有休などもとりづらく、母は昼も夜も仕事をしていました。

ちょうど中学卒業時は父が家にいない時期でしたので致し方ない事でした。

 

まだ雪が残る卒業式でしたが、卒業証書を手に家に帰ると祖母が待っていました。

祖母は、慣れない手つきでケーキを作ってくれて、決しておいしいケーキではなかったのですが、おいしいと言って食べた記憶があります。

いつもこの時期になると、そんな記憶がよみがえり、一人で笑ったり、泣いたりする時期でもあります。

 

高校の合格発表を中学の学年で受けた10数名で一緒に見に行きました。

たしか2名が落ちていたので、行きはワイワイ話しながら行ったのですが帰りはその二名を思い、だれも話をする人はいませんでした。

 

当時はネットでの発表などなかったのです。

 

そのまま帰りに中学校に報告にいくのですが、二名はそのまま家に帰るので先生によろしく伝えてくれと言ったまま自宅に帰りました。

 

8名で学校まで行きましたがそれでも誰も声を出して話す人はいませんでした。

 

父に言うと、資本主義社会はそういうものだ。受かるものがいれば落ちるものがいる。それをこれからは常に感じることだろう。それが資本主義社会なのだ。

 

そう言われた記憶があります。

そんなものかなと当時は思いました。

今では言われた事が身に染みるようになりました。

 

父に反抗ばかりしてきた僕でしたが、この年齢になると言われた事はもっともだったんだなと思うのです。

 

いつかあの世で会う事ができれば一言謝りたいといつも思っています。