今日昼休みに母のところにいくと、昔いらしていただいてる患者さんが母のところに会いにきてくれてました。
楽しそうに話してるので、僕は挨拶だけしてかえってきました。
たまには僕以外の人と接してもらっていただければ嬉しいし、そのほうが母の為でしょう。
よかったです。
先日母のところにいくと新しい話が出てきます。
あんたの叔父さん、つまりお父さんの弟さんは実は、実子じゃなかったんだよ。
え?
父親は孤児だった話は何度かしていますが、里子に出されてからもらってくれた家で、子供が生まれたので、里子はいらなかったんだという話は、母からも聞いていたので知っていました。
この弟になるつまり僕からみると叔父にあたりますが、42歳くらいで亡くなっています。もう今からですと、30年は前でしょうか。
父が里子でもらってくれた家に子供が生まれたんじゃなかったの??
いやいや、そうじゃないんだよ。そこのご両親は、父の性格じゃ合わなくて、もう一人、数年してから里子でもらったんだよ。
え?そうだったんだ。
そうして、そこの家のお父さんは病死した。残されたのは他人同士の兄弟と、これまた他人の母親。戸籍は親子だけどね。
それはすごい状況だな・・・・そんな中で生きてきたんだね。
あんたの父親は、高校生ながら一家を面倒を見ないといけなかった。だから学校行きながら働いたんだよ。必死にね。
そうなんだね。でもこの話は初めて聞いたよ。
そうでしょ。お父さんは口止めしてたからね。弟に気をつかったんだろうね。自分は里子でもらわれた子供だってわかってもいいけど、弟はそう思われたらかわいそうだと思ったんだろうと思うよ。
そうだったんだね。
新しい事実がまたまたでてきます。
叔父は血のつながりはなかった。もっとも最初から僕とはなかったんで、大した問題ではないのですが、その事実をここまで隠してた事もびっくりです。
あんたにはいつか言おうと思っていたけど、この年まで言わなかったね。
もう亡くなってるし、叔父の子供さんは3人いたはずだけど僕とは音信はないし。
墓に来た形跡もいつもないからさ。もう札幌にはいないのかもしれない。
また新しい事実でした。