子供の頃に意味もなく父に殴られた事がありました。
その日は、夜8時くらいい就寝したと思います。
僕は兄弟2人と両親と祖母と暮らしていました。
祖母は心臓が悪く、狭心症から心筋梗塞を起こして何度か倒れています。
その最初が60歳代だったのでしょうか。
僕がまだ小学生でした。
おそらくは5年か、6年か・・そのくらいだったと思います。
父は深夜12時くらいに帰ってきて、いきなり僕を起こして平手で何度も殴りました。
ぐっすり寝ていた僕はなにがなだかわかりませんでした。
父はなんでおまえは家にいるんだ、なぜついていかないんだ!
そう怒鳴っていましたが、この時点では意味がわかりません。
そうしてるうちに、父の怒りの言葉から少しづつですが、母と祖母が家にいないこと、なにか祖母にあったという事、救急車で運ばれて病院に行ったこと。
殴られていながらそのことをようやく把握し始めました。
今すぐに行くんだ!おまえはこんな大事な時になぜいかなかったんだ!
そう怒鳴られていました。
早速、救急センターに電話して自宅にきた救急車がどこの病院に行ったのかを聞いて、札幌中央病院に行ったことを突き止めました。
今と違って携帯電話などはまだない時代です。母とも連絡はつきません。
でも行くしかありませんので、一人でお金をもって外にでました。
まだ夜は寒い3月下旬でした。
タクシーを呼ぶ手段もなく大きな道路を目指し、10分ほど歩き、走ってるタクシーを止めました。
札幌中央病院までお願いします。
わかりました。
病院まで着くと次のハードルは中にどうやって入るのかという事です。
まだ小学生の頃ですので、正面玄関が閉まってる事で、どうしていいのかわかりません。
押しても引いてもドアは開きません
病院の周りをぐるっと回ると職員玄関を見つけ、そこから中に入る事にしました。
すぐさま警備員さんに見つかり、君はどこへ?
説明すると、真っ暗になってるけど、階段で上にあがったら病棟になるから、病棟は電気がついてるのでそこの看護師さんに連絡をして。
そう言われてなんとかICUにたどりついたのです。
ICUにいくと、母は目を丸くして、驚きました。
どうして?ここに?
説明をして母は納得して、私が悪かったね。あんたを起こさなかったんだ。
ごめんね、そう言っていました。
