寝違いは、片側の頸後部の筋肉が痛み、動きが制限される疾患である。その症状は起床時に起きることが多く後頸部が硬直し左右に回せず、局部が痛み圧痛はあるが赤い腫れはない。本疾患を古代は”こう強”と呼んでおり古代から同様の疾患は存在していた。
現代、とくにここ20年は本疾患の臨床報告はかなり多くなり、
刺針 抜カン 耳針 眼針 電気刺激などの穴位刺激がありいずれも臨床成績はよい。
治療——————–
抜カン
主穴:阿是穴
配穴:風門 肩井
阿是穴の位置 頸部で最もはっきりした圧痛点(以下も同じ)
治療方法——————–
阿是穴は力をいれてもみ、消毒した後に針で3-5回点刺するか、梅花針で中程度に叩刺するが叩刺する面積は抜カンの口径とする。
その後に適切な口径の抜カンを使い吸玉する。配穴は1-2穴とり、刺針して得気したら置針してその針の上から抜カンする。抜カンの時間はいずれも10分ー15分とする。取り去った後は棒灸かもしくは普通のお灸をしてもよい。毎日1回治療し治療回数は数えない。
治療効果——————–
260例を治療した結果、全員が3-5回の後に治癒、もしくは緩解している。
治癒率は100%
体針 主穴:懸鐘 養老 後渓
配穴:内関 外関 中渚 陽陵泉
治療方法——————–
主穴を主にして毎回1穴をとり効果が劣っていれば配穴を加えるか配穴に改める。懸鐘穴は1.5寸くらい直刺して中刺激くらいで刺激した後に置針を20分する。養老穴は針先を上に向けて1.5寸斜刺して針感を肩部へ伝わらせる。後渓は0.5寸-0.8寸直刺し得気したら1-3分ほど捻転するかパルスをかけて電気針をするこうやって穴位に治療しながらも患者は少しづつ首を最初は小さく、じょじょに大きく首を動かしつづける必要がある。
いずれも置針15分 毎日一回治療する。
治療効果——————–
624例を治療した結果、全員が3回程度で治癒、緩解し治癒率は100%
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