日本のあすか製薬は経口避妊薬のスイッチOTC薬の販売を厚労省に承認申請しました。

まだ承認されているわけではないのですが、承認される見込みだと思います。

 

 

これにより薬局でも避妊薬が発売可能になるわけです。

 

今までは婦人科の門をくぐらなければいけなく、望まぬ妊娠の場合は48時間以内に服用し妊娠を回避する必要がありました。

 

女性の目からみると犯罪に巻き込まれてしまったような場合にはどうしてもという事はもちろんあるでしょう。

薬というのはメリットもデメリットもあるものです。

 

僕はここに移転オープンする前までは薬店も開業していましたので、薬の販売に関してが素人ではありません。

主には漢方薬ではありましたので専門薬局でしたが、日常のOTC薬なども販売していました。

その目線からになりますが、安易に薬に頼ることがあまりいいこととは思えませんので、経口避妊薬の薬局での販売のメリットを大きく感じるものの、ゴムをつけたくないから薬という方向にいくのをあまりいいと思っていなく男性にも女性にもきちんとした性のモラル教育をしないといけないというのは厚労省だけじゃなく文科省もかかわって考えていかないといけないと思うのです。

 

僕が中学生、高校生の時に、保健体育の時間に1年にたった1時間だけ性教育があっただけで、具体的な話になるわけじゃなく、モラル教育とは程遠い話でした。

 

モラル的な教育は一度や二度の特別教育ではなく、年を通じて行う必要があるはずですが、日本においてはまったくそれはありません。

 

そういう部分をみても日本は性教育に関してはあまり進んでいるとは言えません。

 

日本にそういう教育をきちんとするように国会での議論も必要じゃないかと思う次第なのです。

 

特に性は今はジェンダーレスの方も大勢います。

恋愛も異性同士から同性同士、性も女性と男性のどちらでもないという中間の性の方もいます。

そういうことを蓋をせずしっかりと教育したりしていかないと、差別にもつながりかねません。