写真は母の今年の書初めです。笑という一文字を今年は自分で選んだそうです。
エツ子と、縦じゃなく横に書いてるのが印象的です。
上手ですねと介護士さんにも言われて本人も満足そうです。
母は今日も僕にはいつ帰れるの?ここにいつまでいるといいの?と聞いてきます。
もう少し体調がよくなったらさ。
体調なんて悪くないし、具合も悪くないよ
それなのに、なんで?なんでいつまでここにいたらいいの?
もう少ししたらだよ、話し合いしてみるから。
そういってもなかなか落ち着きません
監獄じゃないんだからさ、早く出たいんだよ。
母になにを言ってももはやダメそうです。
グループホームから自宅へ帰れるというパターンはほとんどありません。
次の施設は特養か、もしくは急性期の病院か・・・という流れが一般的です。
本人の希望を第一にしたいところですが、もしそうなると人の目のない場所での生活はおそらくはなにかの事故につながる事でしょう。
それが見えています。
なんとかなだめてほかの話題にもっていこうとします。
なんかお腹すいてない?おやつのどら焼きだよ。買ってきたよ。
いらないよ!そんなもの!
どうして?
そんなことより私の質問に答えなさい。
いつまでここにたらいいの?
半年くらいだよ。もう半年。
私の下着がタンスの一番下にあったでしょ?それをもってきて。個々の紙の下着じゃ嫌なんだ!
もうタンスもありませんし、下着はすでに捨ててしまっています。しかしそれも言うわけにはいきません。
わかった、じゃもってくるね。
うん。頼むね。私は下着は着慣れているのじゃないと落ち着かないんだ
一番下の引き出しとは、きっと新琴似にいたころのタンスでしょう。
自分の部屋にあったタンスの事を言ってるのだっろうと思います。
解体するときに、解体業者さんが中のタンスとかテレビとかどうしますか?
全部まとめて廃棄しちゃって。
わかりました。たまに大事なものがタンスに入ってる場合とかありますから一度ご確認ください、タンス預金というのも言葉としてありますんで。
わかりました、見てみますね。
そういってみなかった事を思い出しました。
もしや・・・少しだけなにか記憶を通り過ぎました。
書初め
