今朝のニュース番組で、三味線を弾いている帯広の親子の話がでていました。

そういえば、母と亡くなった祖母は三味線を趣味にしていました。
残念ながら二人で演奏する姿は見た事はないですが、母は僕に聞こえないように夜中にばちさばきの練習をしていました。

ばちのたたく音だけが布団にはいった僕のまどろみの中に聞こえていたものです。
あの当時は、母が30歳代でしょうか・・
祖母は三味線を教えていたこともあったようです。御近所の御婦人にでしょうけど、そういえば家に複数の人が集まっている姿は、幼少期のころにあったことを覚えています。

そういえばあの三味線はどこいいったのだろう。
そんな思いをテレビを見ながら思った今朝でした。

朝にディサービスの用意と、薬を飲ませにいって三味線の話を聞くとそんなこと忘れたと。
認知症らしく忘れたのか、忘れたふりをしているのか。

もはや区別はつきませんが、三味線の思い出が僕にはあったなとテレビをみながら思ったものです。