当院の特色として刺絡という施術方法があります。
これは、もうご存知の方は当院に通って下さる方で多くいますが、うっ血してる血液を皮膚面に穴をあけて
カップで吸引する皮膚刺絡と呼ばれる方法の事をいいます。
多くの患者さんは頸部や肩のコリ、腰痛などでお困りでいらっしゃいます。
原因は筋肉が固くなったりすることから、動きが悪くなり疼痛がでたり、足に痺れが生じたりしています。
この筋肉をやわらかくするために、病院では筋肉を柔らかくする薬を出したり、痛みを止めるために痛み止めを出したりします。
で、中国でも同じように薬という方法もあるのですが大きな違いは、大学病院にも民間病院にも鍼灸科や刺絡科があることです。
当院でも行っている刺絡ですが私は上海の大学病院と区民病院で研修をしました。配属先が刺絡科という日本では存在しない科でしたので当初は、意味ないんじゃないのか?と思っていました。
研修の時間が無駄になると考えていましたところ、施術の効果に驚愕し、これをなんとか日本で行おうと思い、日本でやる事にしました。
当初は日本では医師のみが行っていい治療法と考えられていた為に日本の学校では教えていませんが、時の政府は我々にも合法と認めたことから、やり始めた治療です。
札幌ではおそらくうちが一番やっていますし、他でやっているところは知る限りあまりありません。
日本でもおそらく一番やっているのがうちでしょう。
当時の上海の区民病院の科長が、君はきっと日本でこれを行う第一人者になるだろうし、きっと君は講習会を開催して広めてくれるだろう。
君を見込んで、刺絡科に君を推薦したのだと言われ、驚愕したものです。
ぜひ、日本の肩凝りや、背部痛、頭痛、腰痛などお困りの方に体験していただきたいと思っています。