長年というととても僭越でちょっとどういっていいのかわからないのですが、開業して30年近く経過して
る経験から言うと、痛みの原因は、ほとんどがお血(うっ血)と、筋肉の硬さによる神経の癒着、もしくは絞扼が90%かと思っています。
絞扼というのは、筋肉の硬い部分や腱に神経が挟まれていたくなるという事です。
この原因がほとんどをしめていると考えていいと思います。

うっ血は、古い血液ですのでそれがあると新しい血液が流れません。
それでそこに新しい酸素や栄養が十分にある血液がはいるとそこが栄養されて柔らかくなっていきます。

この考えに間違いはないと考えています。
しかしながら、西洋医学のクリニックや病院ではこの治療をする専門科がありません。
中国では刺絡科がありました。

しかし日本にはないのです。それがとても残念です。
この発想を取り入れてくれると、痛み止めや手術などしかないと考えられている疾患がかなり改善します。
この治療の問題点は時間がかかることです。
時間がかかっても、必ずよくなります。

なんとか広めていきたいと考えています。