昼休みに母のところにいくと、車いすでうとうとしている母は、体が斜めになっています。

少し起こして、体をまっすぐするように話をすると、嫌だと。

 

え??

 

 

嫌ってどういう事?ちゃんと体をまっすぐしないとダメだよ。

 

 

誰が決めたの?まっすぐにする姿勢はいい姿勢だというの?

 

いや、このまま斜めだと体が曲がっちゃうからさ。もう少しまっすぐにしよ。

 

嫌だ。この斜めの微妙なかんじが一番姿勢がいい。体が求めているのさ、だから斜めなんだよ。

 

うーん。この姿勢が楽だと?

 

 

うんうん。斜めが腰が痛くなくってちょうどいいのさ。

 

そういう事か・・・じゃ、少し横になろうか。ベットにはいろう。

 

 

それならいいよ。ベットに行く。

 

 

高齢者になって認知になってこうやって受け答えができるのはうれしい事ですが、どんどん偏屈になるというのか理屈っぽくなるのは不思議です。

 

今回は、腰が痛いから斜めになるのが自然な姿勢だというわけです。要するに真っすぐになるのは体によくないという事なのです。

 

不正解でしょうが、正解っぽい言い回しと論理が不思議です。

なぜか正しいのでは???と思ってしまうのです。

 

しかも親ですので、親の言う事はというのもあります。

 

横になると少ししたら寝てしまいましたので、僕は帰るとします。

 

午後からも仕事があります。またがんばります。