今日は札幌方面快晴で気持ちのいい空です。

 

今日も昼休みに母のところに行ってきました。

介護士さんがお母さんのところに昨日歯科の先生がいらしたんですけど・・

 

そうしたら、歯が悪くはないのに、なぜ歯科がくるんだいと言ってですね・・診療を拒否してしまって。

 

そうなんですか?

 

で、歯科の先生もしばらくは来ないといい、一度息子さんから電話してみてくれませんか?

 

わかりました

 

予想していたことです。母の中で歯科医も痛みがあったり、なにか自分から求めていてかかるものという認識があるのです。

これはこれで間違っていることではないのです。

歯科医は今回は歯槽膿漏で抜かないといけないといわれ、僕と何度か歯科の先生と話し合いをして抜かないで治療をすることになったばかりです。

 

基本的には歯槽膿漏は歯は全部抜いて化膿している歯茎の治療をしてから、入れ歯などにしますが、

母の場合は、歯茎がもう年齢のせいで委縮してしまっていて入れ歯は作る事はできません。

 

ですので、抜きっぱなしの歯抜きの状態になってしまいます。

 

これはこれで弊害があると僕は思っているのですが、歯科医としては目の前の疾病をとりあえず治療して、その後の事はその後に考えましょうという論法です。

 

それも間違っていないでしょうし、歯科医療のセオリーでしょう。

 

が、抜いてしまって発音がうまくできなくなり、会話での意思疎通ができなくなる可能性もありますし、とりあえず残ってる自分の歯の10本でものをかんだりはできているのです。

 

無くなると固形物はもう無理でしょう。

 

それを考慮して、歯科の先生に納得していただいたばかりです。

 

息子さんにお願いがあるんですが、今度歯科の先生の治療の際に、時間合わせてきていただけませんか?じゃないと治療ができないし、しないと歯槽膿漏は進んじゃいます・・・

 

 

わかりました。

 

では、歯科医の先生に連絡をしてみます。

 

母の部屋にいくと、母は話が聞こえていたのか、歯が悪くないのになんで歯の治療なんてするの?

 

歯が悪くないわけじゃなんだよ。でもさ、クリーニングとかして専門の先生じゃないとできないこともあるのだよ。いつも歯を磨いているだろうけどさ。

 

そうかい・・そういえばいいのに、いきなり口開けろっていうんだもの、失礼だよ。高齢者だと思って。

 

そうなのです。母はそういう人でした・・・