先日母の話を書いて、その後が気になっていただいてる方も多く連絡をいただいたりしました。

ありがとうございます。

 

昨日の母は、まったく通常に戻っていました。

 

僕が午前に部屋に入っていくと、

 

あら、お久しぶり

 

あれ?昨日も来たでしょ?覚えてない?

 

昨日?来てないよ。昨日はだれも来ていない。

 

そうなんだね。僕の勘違いだね。

 

 

そうだよ、あんたが来ないなって思ってたもの。

 

 

母はまるで二重人格のように二人いるように感じるくらい、昨日の記憶は今の母からは消えてしまっています。

不思議なものです。認知症でもこういう症状がでるんだなと思って勉強になります。

 

 

なんか持ってきた?

 

うん。ウエハースのお菓子だよ。今買ってきた。

 

なんだい?それは?

 

鉄分とプロティンが入ってるって書いてたらさ。買ってみたんだ。

 

そうなのかい・・・まあ、そういうものの類でおいしいものなんてないんだよ。それにこの年になって栄養もないものだ。もうためてある栄養で、死ぬまで足りるよ。

 

いやいや、そういうもんじゃないよ。まあ、買ってきたんだから食べてみよ。

 

こうして母といっしょにおやつを食べます。

 

ここに来るまで内心はひやひやだったんです。もしこの間の続きだったらどうしたら・・・

そんな風に思ってたので、ほっとしました。

 

介護士さんがちょうど部屋の前を通りかかり、僕がいることを確認して、話かけてきます。

 

帰りにちょっと介護ステーションまで寄ってください。

 

母がなに?何の話?と聞くので、いや先月分の請求書をもらうんだよ、毎月もらって支払っているからと

ほんとは銀行の引き落としなのに、とっさに嘘をつくしかありません。

 

そうなんだ。悪いね。あんたのお金でしょ?

 

ううん。年金から支払っているんだから大丈夫だよ。

 

そういうと安心したようでした。

 

ステーションによると昨日の事をお話すると、あの後3時間くらいはスイッチがはいったように大変でしたが、その後おさまり寝たんです。そうしたらいつもに戻っていました。

 

そうだったんですね、申し訳ないです。

 

いえいえ。みんなありますよ。以前もスイッチが入ったときには同じ記憶で同じ話をされたようです。

根室にいたころに戻りたいというのが本音なのかもしれませんね。

 

私たちも向き合っていきますので、ご心配なく。

 

そこで話は終わりました。