今日は午前中に障害年金をもらっているので年金事務所に。

心臓の手術をしたので、障害者になっていて年金受給権利をもっているのです。ただ今までは普通に働いているので受給停止になっています。

 

毎年権利だけの更新のために診断書を作成してもっていくのです。

 

年金受給のためだけじゃなく、障害者手帳の継続にも必要なわけです。

 

その後母のところに面会に。今日はぎりぎりになってしまいました。

 

あれ?あんた風邪ひいたのかい?声がガラガラでしょ?

 

うん・・・風邪みたいなんだよね。声がでなくなってしまったんだ。

 

そかそか。こんなところに来ていないで早く家に帰りなさい。

 

 

いや、これから仕事だから帰るわけにはいかないんだよ。

 

あ、そんな時間?今は朝?

 

ううん・・・今はもう昼過ぎなんだよ。これから仕事にいくんだよ。今日は夜間診療だから。

 

そうなんだ。夜間か・・・働きすぎじゃないの?もう働かなくてもあんたならいいんじゃないの?

 

そんなわけにもいかないよ。仕事は仕事。じゃがんばってくるね。

 

そういって母のところから出てきました。

 

母は、オープン当初から20年くらいは手伝ってもらっていました。

 

後半は認知がじょじょに見え隠れしはじめました。

 

そのころの僕は、40歳代、母は70歳代後半でしょうか?

 

銀行などの振り込みや、家賃の振り込みなどをお願いしてた僕は何度か、振り込み相手の方から

金額の間違いや、日程の間違い、締めの間違いを指摘され、怒られたことがありました。

 

中には桁を一桁間違えていたこともあったくらいでした。

 

認知とは思いもせずに、母を怒ったりしてしまいました。

 

母はごめんなさいとその時は言ったきり黙ってしまいました。

 

あの時認知症を疑っていたらもっと違う接し方もあったんですが、そんなことは思いもしなかったのです。

 

あれから10数年の月日が経ちましたが、いまだに昨日のことのように思えるのです。