昨日は母のところで誕生日会でした。

母は、7日で91歳になりました。

 

みんなでお誕生会を開催してくれて、僕も参上させていただきました。

母はこの日も先日から引き続きご機嫌がいいとはいえず、誕生会なんていらない。面倒だしそんなことしたら早く死ぬ。

 

いやいや、そんなことはないよ。みんなで祝ってくれるんだから、うれしい事だよ。

 

そういうと、そんなことはない。

 

 

皆さんから一言づつ挨拶をもらいましょうという話になり、一人一言くらい言ってもらうという話になりました。

母のグループホームは全部で18名。

9名づつのユニットになっていて、ほかの9名のユニットとはあまり連絡はありません。

 

こちらのユニットの9名は一緒に食堂でご飯を食べたりしている感じですので、顔見知りになると思います。

みなさんそれぞれ要介護2とか3とか以上の割と重い方たちです。

それでも、みなさん一言ずつ挨拶をしてくれます。

 

おめでとうございます。

おめでとうございます、元気でいてください。

 

皆さんがそれぞれ一言ずつお声をかけてくださいます。

 

母はうんうんとうなずくだけで。

 

しかも、ケーキを介護士さんが朝から手作りで作ってくれたほうでそれを人数分にとりわけていただき

母も食べることになりました。

 

ケーキ??いやいや、素人が作ってもさ、おいしいわけない。

一口食べては、甘すぎるとか、二口目にはぼそぼそしてるとか文句ばかりいい、僕はそのたびに

笑っていただいてる介護士さんに申し訳ないと謝り続けました。

 

 

こっちの紅茶のほうがよっぽどおいしい。

 

若いころはこんな人ではなかったと思うのです。

もっと作ってくれた人の気持ちなんかも考えてくれた人でした。

 

それがいつしか認知でこのようになったのでしょうか?

 

最後には、介護士さんが母にいいます。

 

みんなにおめでとうと言われたので、最後には悦子さんに挨拶してもらいましょう

 

さ、渡辺悦子さん、今日の感想を言ってください!

 

そういわれ、母は一言、省略!!と言って終わりました。