昨日の車の事故の話の続きです。
父は糖尿の悪化により意識状態が悪くなり、母を乗せたまま電柱に激突してしまいノーブレーキで突っ込んだために電柱を折ってしまいました。
僕は警察に車両の移動や壊した電柱などの補修の話で、すぐに保険会社に連絡をすることになるのです。
渡邊さん、一応事故証明はこれで出ます。我々は引き上げますので、後は保険会社の事故受付などに連絡をして車両の移動をスムーズに行ってください。
わかりました。
さ、こっからは一人でなんとかしなくては。
まずは、父の保険会社です。父とはそんなに当時は交流もないので、父の保険会社がどこなのかさっぱりわかりません。
まず保険会社を突き止めなくては。父の事だから車検証に挟んでいるはず
そう思い、車検証の中から任意保険の保険会社の保険証書がでてきてやはりきちんとしてるなと思いました。
その保険会社に電話をしてみます。
こちらは損保○○○○の事故受付センターです。どうしましたか?
父の車の事故の件で電話をしています。父は救急車で運ばれ現在は車が道路に残されたままで、電柱を折ってしまっている状況です。
はい。わかりました。あなたがまず息子さんであるという事をこちらで確認します。個人情報になりますがお名前、生年月日、住所を教えてください。
保険会社には膨大なデータベースがあるのか、言うと数分でまた同じ人からかかってきます。
ワタナベさん、あなたが息子さんであることは確認しました。現状を先ほど聞きましたが詳しく教えてください。
それでさらに詳しく伝えると、担当者は現在はレッカー車をそちらに派遣しました。10分くらいで到着します。行先は車のディラーでいいでしょうか?
はい。連絡はしてないのですが・・
こちらから連絡しておきます。
電柱の方の修理や道路の補修はこれから調査員を派遣します。息子さんが後日調査員の調査に基づいて算定される見積に印鑑を押してください。こちらで修理業者も選定して修理します。
はい。わかりました。
その後レッカーが到着、見送ってから急いで運ばれた札幌市立病院に向かうのです。
父はICUに母は、外科の一般病棟にいました。
母は意識もしっかりあり、会話も可能でした。
お父さんが意識がなくなってさ、どうしたの?どうしたの?って聞いてもダメだったの。
続く
