世間的にはGWで、その中の平日です。
うちは平日はふつう通りに診療をしていますので、今日は午後2時からの診療開始となります。
午前中に本を読んでいまして、そこに昔僕に父が言った事と同じことが書かかれていました。
安心の安の字は家を表すウ冠に、女と書くには理由があるんだけどわかるか?
と高校生のころの僕に父が言ったのです。
わかりません。
女性が家を守る。家でのんびりするのが女性、男性は家じゃなく外で働く。
つまりは、家にいるのが女性、外で働くのは男性という事ですね?
そうだ。女性を守れる男になるということだ。
安心もウ冠に女と書いて安心だし、安らぎとか安全もそういえばそうです。
それは、家を守るのが女性だからだ。それができて安らげるし安心もできると言うことだよ。
お前も家をしっかりとまもってもらって外で社会で戦う男になるんだ。
時は流れましたので、若干女性の役割、男性の役割は変わっていってる部分もあります。が、根本は
ここにあるんだと今でも思ってるんです。
同じことを書いてる本をみつけて、偶然にも父が言った言葉と同じ言葉が書かれていました。
父は今から思うと厳格な父でしたしかも自分にも他人にも厳しい人でした。
糖尿に関してだけ自分に甘かったと思いますが、それ以外は厳しく僕も30歳代になるまで敬語を使っていました。
それだけ親子の距離があったといえばあったのかもしれませんし、大学受験で父の言う通りの道を行かずに背いた事も発端にあるのかもしれません。
僕自身は父の言う通りの道を進めばよかったと思ってはいません。
きっとそうすると、今の僕はなかったはずです。
今の僕は自分にも他人にも甘いタイプかもしれません。
きっと、父の言う通りに行っていると、挫折を知らない自分に甘く、他人に厳しいという今の僕が大嫌いなタイプになっていったと思います。
今の反省は他人には甘くてもいいけど、自分にもっと厳しく生きなきゃというのができてないのが反省点です。