そろそろ卒業式も終わり、4月になると入学式があり、うちに通院してた子供さんたちもそれぞれ新しい学校へと進学をします。
昔は親御さんは小学校の卒業式と中学の入学式くらいはきたかもしれませんが、うちの場合は中学の入学式から両親とも来ることはありませんでした。
父はもとより小学校の入学式も来ませんでしたので、一度も入学卒業に関わった事はありませんでした。
当時はそれが普通でしたので、まったく疑問に思った事はありませんでしたが、今の親御さんは高校の入学卒業式、どうかすると大学も行く親御さんがいるかもしれません。
時代が変われば、意識は変わりますのでそれはそれでいいのかもしれません。
ただ、父が一度小学校の参観日に来た事がありました。
日曜の日曜参観でしたので、よほど暇だったのか朝は僕が学校に行くときは寝ていたと思っていたら、参観が始まると教室の後ろのど真ん中に立って見ていました。
びっくりした覚えがあります。
たぶん4年か、5年か・・
数分すると姿が見えなくなり、他の教室に入っていったようです。
興味があったのは日曜参観というイベントに興味があり、特に僕に興味があったわけではないことがわかりました。
かえってからいつになく父は多弁で隣の教室の先生の話をしていました。
あの先生は知識が豊富だったぞ。俺が質問したらちゃんと答えていた。
父は大学の理学部の出身でした。数学科でしたがよく考えると隣の教室は算数の授業だったと思います。
きっと質問をしたのでしょう。先生もいい迷惑です。
父はそういうところが昔からありました。
父の職場でもきっとそういう部分が出ていたでしょう。
父は医療法人の経営をメインにしていました。
赤字病院を立て直し、黒字にしたまではいいのですが、途中で銀行とうまくいかなくなり赤字になったときに銀行の融資をうまく引っ張れず最終的には自分が引退をして退職、医療法人は銀行の経営となりました。
銀行は天下りを配置して、経営の立て直しをしていきました。
父の事だからきっと銀行員さんの反感を買ったのじゃないかなと思っています。
父の特技は、計算力と暗記力でした。
計算力は五桁くらいの計算なら電卓は必要なく割り算や掛け算は暗算ができていました。
それができない人を下に見ていました。
僕はまったく歯が立ちませんでした
