今年も残る事今日と明日で、当院は終了になります。また来年は5日より開始になります。明日はゆっくり書く時間もないかもしれません。
このブログを書き始めてからいろいろな方がここにアクセスしてくれて、このブログに関してはアクセスが日に3000とかあった日もあったようです。
ありがとうございます。


母の事を中心に書くことが多くあまり高齢のお身内がいらっしゃらない方には興味のない話が多かったかもしれません。
いつか、親も年とったり、いつか自分もその年齢には必ずなります。
どっか頭の片隅にこんな事書いてた人がいたなぁって思って思い出していただけたらなって思っています。

母のこの数年は激動でした。
数年前に父が寝室で亡くなっていたことを皮切りに、認知症がじょじょに進行し、徘徊をして家に戻れなくなったり、円山に移り住んでからはディサービスに通い、日中は介護施設でお風呂にはいったりしながら
過ごしていましたが、自宅内で転倒して骨折、救急搬送からリハビリ病院を経て老健施設に入所しそこでまたまた転倒して骨折という人生の中で大変な時期を過ごしました。
母にとっても初めての入院であり、その入院が一生自分の家というものに帰れない事につながっていきます。


入院するたび認知症はひどくなり、せん妄や妄想という症状も現れはじめてきました。

時間の感覚がなくなり、朝を夜と間違えたり、深夜に起きだしてカーテンを開けたり。

僕は認知症を研究した方のいろいろな論文を読み漁り、最終的には薬よりも会話だったり人と接することが大事だと判断して、毎日のように顔をだし会話を試みました。

時には口をきいてくれない日があったり時には、罵倒される日もあります。

心が折れそうになりながらも、強くもとうと何度もk自分に言い聞かせながら過ごしてきましたし、これからもそうするつもりです。

報われない事をすることは人間にとってものすごい辛いことです。
もしかすると、毎日会話をすることも報われないで終わるかもしれません。

それでも行くことが会話することがたった少しでも認知症を遅らせることになるのであればそれは目に見えなくてもいいのです。
そう思わわないといけません。