逆子とは一般的に妊娠30週以降、子宮内での胎児の一が不正なものを指し腹壁が緩んだ妊婦や経産婦に多い。殿位 横位 後頭後位 顔位なdがあるが殿位が多く横位が母子ともにもっとも危険である。

逆子は程度の差があれど出産に困難や危険を伴うので初期に胎児を矯正することが難産の予防に重要な意義がある。

鍼灸を使って逆子を矯正し難産を予防する方法は、中国の古い医籍にも記載されている。たとえば類経図翼11巻には至陰を三稜針で出血させれば横のものがまっすぐになると記載している。とりわけ灸は出産中の胎児矯正に用いられ横逆難産で危険なときの治療では・・・すぐに妊婦の右足小指の先に灸3壮小麦ほどのモグサで火が下りればすぐに出産する。効果は神の如しとある。

現在で鍼灸を使った胎児の矯正は1950年代に始まる。1960年からは至陰穴に灸をして逆子を矯正した臨床報告は大量に登場する。そうして1980年代には体針、耳針、レーザーの穴位照射 電気針などが加わって効果もよかった、しかし全体からする灸がもっとも多く活用されて穴位も至陰がもっとも効果的な穴位である。鍼灸は一般的に29週から40週の逆子の妊婦に用いられ、その有効率は85-95%である。

矯正した後の再発率は10%程度である。ただし再び治療するとやはり治る。

治療——————–
●取穴
主穴:至陰配穴
配穴:三陰交 京門

治療方法——————–
両側ともとる。モグサを半麦粒大に円錐形にして至陰穴に直接載せて点火する。局部が熱くて耐えられなければ、別のモグサをとりかえる。各穴には4-5壮ずつすえる。もし水泡ができればそれをやぶらないように、そばに灸をすえる。毎日1回治療し3回を1クールとする。

治療効果——————–
402例を治療し成功341例 無効61例で有効率は84.8%だった

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