今日は9時過ぎに母の所に面会に到着。
母は、自室にいて座って外を眺めていました。
みんなが食堂テーブルにいて座って談笑しているのに、一人だけ自分の部屋にいるわけです。
どうしたんだろう??と思います。
母に、何をしているの?なんでみんなの所にいかないの?と聞くと、向かい側のマンションを見てみな。
3階のマンションのベランダが見えます。
見ていると、50歳代くらいの男性がベランダにでてきて、タバコを吸っているのが見えます。
あの人を見なさいと??
うん、あの人は朝から、これで5回目のベランダだよ。タバコを吸うために出てくるんだね。しかし、なんでこんな普通の日に家にいるんだろう。仕事してないのかな?
母は向かい側のマンションの3階の住人の方のベランダでの喫煙に興味が向いているようでした。
今はテレワークとか何とか言って、自宅でもパソコンで仕事をすることができるから家から出ない人もいるくらいなんだよ。だからそういう類の人なのかもしれないし、たんに失業しているだけかもしれない。
それはわからないからね。
気になるね。・・大の大人の男がさ、こんな時間にベランダだよ。見たところマンションは新しくもないのに、部屋が煙で汚れるのがそんなに嫌なのかな。
いやいや、部屋の汚れよりどちらかというと、家族のほかの人が煙を嫌がるんじゃないのかな。
子供さんがまだ小さいとか。
50も過ぎてる人の子供が小さい??再婚なんだろうか・・・
あはは、確かに、年齢から言えば小さい子供がいるとは思えないけど、40歳代で出産をする人もいるんだし、その旦那さんと考えると、50歳代はあり得ることだよ。
うーん・・・そうなのか・・・
何はともあれ、母が外に気が向いているのはいいことです。
認知の人はどんどん外には興味がなくなってしまう事が多いわけです。
しかし、それがなく、外に興味が向くというのはいいことです。
あんたはこれから仕事?かな?
いや、午後からね。まだ9時半だから
もう行きな。ここにいたってなんの得にもならないんだし。
母の得意な言い草です。
じゃ仕事いくね。またね。
さ、これから銀行にいってその後は仕事に行きます。
がんばります。