明けましておめでとうございます。
今日から当院も新年の最初の初療日となりました。
お休みの間も毎日母のところには通っていました。
母は今年は初めて施設で年越しになりました。去年はなんとか一緒に過ごしていたのですが、残念ではありますが、致し方ありません。
年月を感じるものです。
2日には書初めが行われて、頭に最初に浮かぶ2文字を書いてくださいと言われたようです。
ここに見えるように、新春という人も、焼き肉なんていう人もいました。
元旦とかいう書初めの中にひときわ目立つような息子という二文字が見えました。
母の書いた書初めです。
少し感傷的になってしまいました。
お母さんの気持ちにいつも息子さんがいるんですよ。と
2日にお会いした介護士さんに言われて、そうなんですねと返事はしましたが、そう思ってくれてるだけで胸がいっぱいになる出来事でした。
ともすると、親と子供の関係というのはそれまでの関係性によってさまざまです。
仲良くやれる親子もいれば、そうじゃない親子もいます。
認知発症前までは仲良くても、発症後から仲が悪くなる人、その逆・・・
脳外のリハビリにいた時に様々なケースをみてきました。
しかし、仲が悪くてもよくても、切れることのない関係が親子であり、その親子の関係はどうであれ絆であると言えます。
認知になると、一番近くにいる人に憎まれ口を言い、一番近くの人にストレスをぶつけるものです。
もし、それがなく信頼して信用してくれることがあれば、子供としてはうれしいものだと思います。
この数年、何度も何度も、泥棒だと言われ、そんなに遺産が欲しいのかともいわれ、顔も見たくないとも言われ。
救われたのはそれが認知からきてると勉強してきていたからでした。
しかも翌日にはない事もなかったくらいに忘れてくれる認知症のレベルになっていたので、幸いでした。
また今年もがんばります。
応援よろしくお願いします。