今日は午前中は、母の面会に加えてオリックスと打ち合わせや自身の病院もありあわただしい午前中をすごしました。

すべてが終わったのは12時半過ぎ。

午後2時からの診療開始までに昼ご飯を食べて戻らなければいけません。

いつもの事ですが、あわただしい午前です。

 

 

1920年の日本人の寿命ってご存じですか?

調べてみると65歳とありました。

 

この1920年あたりでは75歳の平均寿命がノルウェー人が一番の長寿でした。

その後2020年で日本人の平均寿命は85歳くらいになりました。

20年も伸びたことになります。

年齢だけで判断するとそうなりますが、60歳以上の有病率は30%以上です。

10人に3人は病院通いをしていて、5年でその数は4倍に増えています。

おそらく70歳では50%くらいが病院に通い、80歳では80%くらいが病院に通い、90歳では100%?でしょうか?

 

日本の医療費の制度設計は戦後まもなくのまだ平均寿命が85歳に到達していないときでしょうから、こんな制度の設計が現在に合うわけがありません。

破綻するに決まっています。

 

同時に、医療費という考え方もですが、疾病にならないという発想を持つことも大事です。

その為には今は老化を防ぐという事です。

 

なにを言い出すの?と思うのかもしれません。

 

でも、10歳代の有病率は1%以下です。

80歳の時の有病率は80%なのにです。

これが年齢とともに加速度がついて有病率があがります。

20歳代は5%くらい。

つまり、100人いても5人しか病院に通ってないわけです。

 

80歳代と20歳代の違いは極端に言えば老化です。

老化は、ひとつの疾病のリスクファクターなわけです。

 

老化は避けられないと思っているかもしれません。

でも、ゾウガメとか、サメの一種は亀で150年の寿命、サメは400年の寿命のあるものもいます。

 

このサメとゾウガメは亡くなるまで、生後間もなくの個体と、数百年の年齢の個体はそれほど細胞の差がないようです。

 

こんな生物が地球上にいるのに、なぜ人間は若い個体と、老いた個体の差が大きくあるのでしょうか?

 

人間もそれを調べてそうならないでしょうか?

 

その研究をベトナム国立大学でやってるそうです。

鍼を使った若返りの方法も研究中らしく、かなり興味をもってみつめています。

また報告します。