僕にとっては今年は大変な年でした。
母の2月の骨折があり、そこから入院、緊急手術と大きなことがあり、そこから認知症状もどんどん進み、老健に入所してはそこでまた再転倒再骨折。
また入院して、緊急手術と心が休まることがあまりない日々を過ごしてきました。
かといって、止まってはいられませんので、仕事も精いっぱいやらせていただきました。
僕には弟がいまして弟は弟なりにいろいろ考えてやってもらっているのですが、兄弟とは言え、温度差があります。その温度差はおそらくずっと以前からあったに違いありません。
でも、それが表面化、顕在化するのはずっと後で問題になるのは親の介護など家族に対してなにかをするときです。
親が子供を育てるという事に関しては、そりゃ当然だと思う人がほとんどだとは思います。
でも、子供が親を見るという事に関してはここを見ている人でも分かれるところです。
それでも、面倒を見るという事に関しては皆一致するとして、今度はその程度の一致はほぼバラバラです。
ある人は、自分の家に住まわせて一緒になにもかも面倒を見るのが当然だという人もいるのかもしれませんし、一定以上は関わらないのが当たり前だ、必要以外は本人が求めた時に考えるべきだという人もいるでしょう。
これはその人の性格によります。
しかし性格は心理学では家庭環境など周囲の状況による後天的なものとして位置つけられているはずですが、そうではなくもっと深い部分、精神医学では後天的なものと先天的なものもあると考えています。
仏教的には過去性とかいいますが、魂レベルというか。
とにかく同じ兄弟でも、極端にいうと双子でも親を見るという事には温度差が相当にありますし、こだわるところが相当に違います。
今のところの結論はでていませんが、自分がよかれと思った事も間違っていることも相当にあるということだし、そのジャッジは他人じゃないといけない、損得が入る関係者ではいけないと思うのです。
母のところに毎日行ってると弟が知ると、おまえはそんなに気に入られたいのか?遺産?なんて返信がかえって来ました。
月1か2週間に一度くらいでも顔を出してくれてる弟ですが、毎日行くという僕が信じられないのでしょう。