お風呂が苦手というのは高齢になればなるほどみなそうなるらしいのです。

 

母は、若いころといっても70歳代くらいまではお風呂にはいるのをそれほど面倒がらずに入っていたと思います。

ところが気が付くとお風呂が嫌いになり、はいるのも面倒に。

 

 

あんなに温泉も好きだったのに、そうなるものなんだなと思っています。

 

 

介護さんに、息子さんきたよ。お風呂に入らないっていうから息子さんに説得してもらおう。

 

 

息子さん、お母さんがなかなかお風呂に入ってくれなくて。困っています。

 

 

え・・・そうなんですか・・・困ったなぁ・・・いつもですか?

はい。3回に一度くらいしかはいってくれません。

 

 

うーん・・・

 

あんたさ、お風呂なんて一か月に一度でいいくらいだよ。はいらなくて死んだ人がいるの?

知ってる限りじゃいないでしょ。

 

うん、いない。

 

汚れて病気になるなんてことはないんだよ。逆に清潔にしすぎて病気になるってことはあるじゃん、菌に弱くなったりで。現代人は清潔にしすぎるんだよ。新陳代謝が激しい10歳代20歳代ならともかく、私は90歳だ。90歳には90歳のお風呂の入り方ってあると思う。

そんなに私が汚いっていうのかい!

 

いやいや・・・

 

話の方向性が変わってきそうなので、いったん話を戻さないといけないのです。母は話が興奮しすぎると変な方向に行ってしまうのです。

 

 

つまりお風呂に入らないと病気になるっていうデータがあればいいんだね。ちょっと探してみよう。

ネットで探してもお風呂にはいらないデメリットは、気持ちの問題、リラックスが得られない、不眠が進むとか母にはどれも関係ない情報しかありません。

 

ほら、お風呂にはいらないで病気になんてならないんだよ。

だから入らなくてもいいんだ。

 

と、座ってることもデメリットも書いていますので読んでみました。

 

一日8時間以上座っている人の疾病率は立って歩く人の40%以上も病気になると書いてるよ。

立つ練習をしよう!!少し立たないと病気になっちゃうよ。

 

立つ??お風呂に入ったほうがいい。立つのがつらいんだよ。

 

そうでしょ。立てないからさ、血行をよくしなきゃ。お風呂にはいったらいいよ。

 

やぶへびだったねぇ・・・立つことを引き合いに出すとは・・・・

 

今日もなんとかお風呂に入ってくれそうです。

 

また数日後に作戦を考えなければ・・