日本人の喫煙率は、男性で28%、女性で8%くらいになっています。
高度成長期の日本の喫煙率は男性で80%だったという話ですので、喫煙する人はすごい減りました。
これ自体は喫煙ががんなどの原因になるという風潮が世の中に出回り、世間的にもそれが認められてのことだと思います。
ところが、日本人の死因の一番は相変わらずガンです。
しかも、たばこを先ほども書いた男性の80%程度が喫煙していたという高度成長期や、1980年台にはがんの死亡者数は16万人だったのに対して、2023年のデータでは48万人です。
急増といってもいいくらいに増えていますし、ガンの種別は1位はやはり肺ガンであり、この数字も増え続けています。
タバコが原因ではないの?と疑いたくなるようなデータです。
このデータを見て皆さんはどう考えるのでしょう?
もっとも1~2位を肺がんと争っていた胃がんは減少傾向にあり、現在は4位。これは主因であるとわれているピロリ菌の除菌が一般的になり、胃がんに関しては少なくなっていってますが、それに代わり、大腸がん、乳がんと増えているのです。
現在は肺がんは、たばこはもちろん原因ではありますが、次に言われているのは車の排気ガスと、女性ホルモンの服用者に多いということはわかってます。
女性ホルモンはつまりは低用量ピルです。
低用量ピルの服用者にかなり高率に肺がんになっている事実があります。
これは見過ごせません。
大腸がんが増えていることも、やはり食生活に関係あると思います。さらにいろいろなデータを出して
原因を紐解いていく必要があると思われます。
今後もデータを見ていろいろなデータからわかることを発信していきます。