来週の3日からやっと母親の面会可能になりそうで、感染者がでなければ大丈夫そうです。

後数日ですが、出ないことを祈ります。

コロナは全身に炎症が発生することがわかっていて、糖尿病の方なんかは悪化する傾向にあります。

母は糖尿病でもなく、慢性疾患の持病を持っているわけではないので大丈夫だとは思うのですが、なにせ年齢も90歳になりますので、感染症は心配です。

こんな年齢になると、一番欲しいものはなに?と問われると、お金とは思わなくなってきて、親と昔のように一緒に住みたいとか、そんなことを思うようになります。

 

ブログを書いていて、幼少期のことをよく書くのですが子供のころの母や父の言葉が昨日のように思い出されます。

子供のころのことはほんとに忘れないもので、その時の情景や言葉もはっきりと思い出されます。

母に多くの心配をかけてしまった事を自分では悔いているのだと思います。

 

 

心臓が悪く生まれてしまったことで、普通の子供さんなら心配かけなくてよかったことでも心配をかけてしまいました。

かからなくてもいいお金をかけてしまい、小学生の頃には針治療にかかっていました。

うろ覚えですが、週に1度、2年から3年間くらいでしょうか。

毎週水曜の午後に小学3年、4年あたりは通っていたのです。

 

子供と言っても安いわけではありません。

当時3000円くらいの治療費を週1ですので、月で12000円も治療費をかけて治療をしていました。

 

その先生は東京から札幌に週1に治療にくるという先生でご高名な先生でした。

水曜は朝から晩までびっしりの患者さんが借りているマンションにいらして治療をしていました。

 

僕は大勢の大人の中で一人名前を呼ばれるまで何時間も待ち続けました。

 

当時は心臓が悪いだけではありません。

小児喘息を患い、アトピー性皮膚炎でした。

喘息は、数歩歩くだけでゼイゼイしてしまい、と同時に心臓病のせいで動悸もひどくなります。

 

治療室のあるマンションの3階まで上がる階段がつらく、時には他の患者さんが背中におぶってくれたほどです。

 

待合室にいる待ってる患者さんからは、あの子はどのくらいもつだろうと思われていたのだと思います。

 

それが僕でした。

今ではその喘鳴も、アトピーも心臓の動悸は多少あるにしても元気になりました。

 

鍼灸のおかげだと思っているんです。それがここの原点でした。