僕は小学生のころに新聞配達をしていた新聞配達少年でした。二回してるのですが、最初の頃は夕刊

6年の頃は朝刊をしていました。

 

たった、100部にも満たない部数でしたが、ちょうど校区と重なっていたために、小学校の同級生などに目撃されたり、ちょうどみんなが遊んでいる公園の横を通ったりとしたものだから、クラスの中では知る人は知るという話になってきました。

 

おまえ、新聞配達してるんだろ?なんでだ?

 

そんな質問が何人かにされました。

 

その時はいつも理由は特にないと答えていました。

 

しかし理由ならあったのです。幼少期は貧しい家でした。決してお金持ちの家ではなかったのでなかなか母に学用品だけじゃなく、モノをねだる事ができない家でした。でも子供ながらに、ゲームが欲しかったり

新しい筆箱が欲しかったりしたものです。

 

なかなかそれを言い出す事ができずにいました。

近所の兄ちゃんが、新聞配達をしているのを見て、その近所の兄ちゃんに事情を説明して僕もやりたいと頼んでみたのです。

その兄ちゃんは、すぐに新聞配達店のおばさんに連絡してくれてその日のうちに面接となりました。

 

おばさんは、小4なんだね・・うちは小4でもいいんだけど、親が許可しない子供は雇えないからさ。ちゃんとお母さんに許可を取りなさい。お母さんに電話をもらいたいからここに電話するように言ってくれるかい?

 

そう頼まれ、悩みましたがわかりましたと返答しました。

 

母がその日仕事からかえって来てからの夜に、普通なら寝ているのですが起きて待っていました。

 

あら、珍しいね、この時間で起きてるなんて。

 

うん・・・

 

どうしたの?なにかあったの?_

 

実は・・

 

そう言って新聞配達の話をしたのです。

 

母は目を丸くして驚いた顔をしました。小4の子供がそんな事を言い出すとは思っていなかったのでしょう。

 

わかった。その新聞店に電話をしたらいいんだね。明日でもしてあげる。でも本当にしたいの?

 

うん。

 

あんたが、したいのなら止める理由はないからいいよ。

 

母のすごいところは決して子供に対しての大人風も、母親風も吹かせない事です。大人がダメというのだからダメとか親がダメというのだからダメとはいわないのです。

 

そこから1年近くの新聞配達少年の時の幕開けでした。

小4のゆういつの思い出は新聞配達だったのです