母は、朝ごはんを食べられなかったらしく午後10時くらいに顔を出したのですが、朝ごはん食べてるという事で部屋で食事をとっていました。

 

 

行って、ごはん中なんだねというと、母は答えます。

 

 

美味しくないから食が進まないんだよ。どうもここの味は私には合わない。

 

 

どう合わないの?

 

 

食べてみなよ、これあげるから。

 

 

いやいや、それはいいんだけどさ。

 

 

味がないんだよ、薄いのかないのか・・

 

 

こういうところはさ、みんなに合わせるから薄味なんだよ。

 

不健康な人はそれでも仕方ないさ。私のように健康なものがこんな味気のないものはダメだよ。

 

美味しくないから楽しくない。

 

うーん。そうだね。

 

あんたさ、おいしいごはんを持ってきて。

 

それは施設に聞いていいって言ったら持ってくるよ。

 

いいっていうさ、ダメな理由がないもの。

 

母のいう理由はわかります。しかし、共同生活のデメリットの一つが食事です。食事を作るのはおひとりがどうも作っているのですが、その方が入所者に合わせて作れるわけもないし、やはり味の濃さなど薄味にして塩分の取りすぎをしないようにするのがセオリーでしょう。

何でもない人がいれば差し入れってことになるでしょうが、それを許してくれるかどうか・・一度くらいなら

問題はないでしょうが、継続的には問題がありそうな気がします。

 

 

なんか買ってくるからなにがいい?食べたいものはあるの?

 

そういわれるとないなぁ。うまいもの。

 

うーん。考えておくね。

 

 

帰りに施設長の部屋に行って食事の件を相談すると、渡邊さん、お話はわかりますがちょっと個別におかずをとかいうのは無理ですし、ご家族さんがたまになにか差し入れというのはありだとしても、常に皆さんと違うものを食べるという事は難しい話になります。

 

ですよね。

 

はい・・・というのも、施設内は認知症のご高齢者でいっぱいです。やっかみを持たれたり、差別意識を持たれることはこちらとしてもよくはありませんし、みなが同じものを同じ食堂でというのはここのスタンスです。

たまにはいいとしても、日常的には・・

 

 

わかりました。無理な相談してごめんなさい。

 

いえいえ・・・こちらこそこんな回答しができず申し訳ないです。

 

僕も以前は老健施設にいたことがあります。リハビリテーションスタッフでした。

状況はわかります

申し訳ないです