前回の母の面会で、母に本を買っていってもなかなか文字を読むことができずどうしたものかと思っていました。
70歳代くらいまではあんなに活字中毒のように小説や雑誌を読み漁っていた母ですが、認知症は文字の認識ができなくなったのか、それとも文字の意味、語句の意味がわからなくなったのか。
文字自体は読む事ができているのですが、小説を持って行っても読まなくなりました。
それはそれで仕方ないと思っていたのですが、先日母が、サザエさんを読むながら大笑いをしている姿をみて、びっくり。
サザエさんの繊細な描写や皮肉がわかるんだ!とびっくりしたわけです。
小学生や中学生くらいだと、サザエさんのシュールな笑いがわからないかもしれないのですが、作者の長谷川町子さんの狙った笑いじゃないところで笑ったりします。まあ、それもまた面白いのですが。
母が笑ってる部分がどこかははっきりとはわかりませんが、とにかくけらけらとサザエさんを診ながら笑っているのはびっくりしたのです。
そか。漫画だ、漫画はまだいけるんだと思い、今日は午前中にブックス1/2に。
そこでサザエさんは大量にありましたが、たしか施設に誰かが寄贈したのか山ほどのサザエさんはあったはず。
別の漫画にしようと、コボちゃんやいじわるばあさんにしようと思っていました。
僕も立ち読みをして思わず笑ってしまった、ねえぴよちゃんという漫画があり、それにすることにしました。
6巻くらいまでおいてあったのですが、とりあえず反応をみようと思って、1巻だけを買いました。
これで反応をみて、よければ6巻まで全部買おうと思います。
さてさて、反応はどうでしょう・・・明日でも持っていきます。