雨が降ってきました。

夕立でしょうか?

先ほど母のところの窓を開けてきてしまったのでそれが心配です。

今日の母は、通常通りの元気さが戻っていて、会話も体調もよさそうです。

 

僕がいつものように、お菓子をもっていき一緒に食べようとしました。

 

私はいらないよ・・・お菓子は食べないことにした。

 

 

え?なんで?

 

ダイエット。ダイエットすることにした。

 

そうなの?

 

昨日お風呂にはいるときに体重をはかったらすごい今まで見たことないくらいの数字だったから

もう食べるのをやめるんだ。

 

いやいや、それは問題ないでしょ。重さなんて気にしないでいいよ。

 

 

いや、美しくならなきゃ。

 

91歳になりますが美しくなろうと思う事自体はすごいいいことです。

しかし、今は栄養をとって太る事というか、足りない部分を充足させなきゃいけません。

 

うーん。じゃ食べないってのはなしで、太らない食事とかおやつなら食べようよ。

 

それなら食べてもいいけど、おやつはいらないよ。

 

うんうん。わかった。今日はプリンだからやめとくね。明日はコーヒーゼリーくらいにするよ。きっと太らないから。

 

甘いのはいらないよ。

 

うんうん。わかったよ。

 

以前母の日に、体重計を買ってあげたことがありました。

おそらく今から20年くらいは前だったと思いますので、70歳のころでしょうか?

 

そのころの母は元気で、普通に走ったり、食べにいったりしていたものです。

 

どんどん太ってくるので、体重を気にしないとダメだと言って僕がヨドバシカメラで買ったのです。

購入して一か月くらい経過したころでしょうか。

母に体重を聞くと測ってないよ。といいました。

 

なんでせっかく買ったのに測らないの?だめじゃん。

 

うん・・・

 

母は浮かない顔をします。

 

ちゃんと測るようにして。それでいつも体重を意識するようにすると食べ物も食べないようになるからさ。

 

そういうと、母は言いました。

 

ごめんね・・・私は老眼で、体重計の数字が立ったままだと見えなくて。

見ようとして体重計を降りると、数字が消えちゃって。

 

あ。そうだったか・・・

 

大失敗です。母が老眼だということを考えもしなかったのです。

 

当時は僕も40歳前後。自分を深く深く反省したことがありました。

 

体重の話になると、この話を思い出します。