少し祝日があり連休だということでここのブログも更新が遅れてしまいました。

また今日から一週間がはじめります。

 

お休みの間も、懲りずに毎日母の入所施設であるグループホームに毎日通っていました。

最近の母は、日によってかなり気分が違い、機嫌がすごい悪い日もあればすこぶる上機嫌の日もあります。

この違いが今は謎ですが、合わせていくしかないのです。

認知の方は寒さや暑さ、寝不足だったり睡眠がゆっくりとれたり。

ちょっとした本人の思うようなことができなかったりしても感情が違います。

 

母は認知症になる前まではいつも穏やかな人でした。

感情をむき出しになることもなく、僕が幼少期から怒られた事はあるにしても感情を出されたことは一度もなかったと思います。

ここにきて、感情をむき出しになって怒り、帰れと言われたり、顔も見たくないといわれることはわかっていてもショックです。

 

あんなに穏やかだったのにと思いますが、これも感情を抑える理性部分の退化なのでしょう。

つくづく人間というのは理性というのが、一番脳の外側で存在していることを知らされます。

その代わりに眠いとか、おいしいとか、理性的じゃない、人間の本質の部分は失われません。

 

おいしいものとおいしくないもの、好みじゃないものを持っていくとやはり食べません。

 

そのあたりは認知症のセオリー通りなのです。

 

なんでお風呂に入りたくないの?

 

お風呂は一人ではいりたいんだよ。ここで入ると誰かが一緒にはいるもの。

 

え?誰か?

 

うん、誰かが一緒になる。

 

どうも、介護士さんのことを言ってるようです。ここのお風呂は複数ではいるようなお風呂ではなく、介護浴です。

 

どうしても一人で入りたいの?

 

うん、一人でのんびりしたい。温泉でもいい。

 

もう母の両足は転倒して骨折してしまったもので、満足に歩くことはできません。

介護なしでは浴槽にはいることもできないのです。

 

 

そっか、温泉ね、今度はいりたいね。

 

私は昔は温泉が好きじゃなかったけど、年取ると入りたいと思うものだね、あんたもきっとそうなるよ。

お風呂に入りたくなる。

 

そうなのかもね。今は僕も面倒に感じるから。

 

今日はこれから行くんですが、お風呂にはいってくれてるでしょうか?

 

また報告します。