今日は土曜。
今週はゴールデンウイークもあったためになんか曜日感覚がおかしくなってます。
なんとなく、数日しか仕事してないのにもう週末という感じです。
今日もこの後は母の面会で少しおやつを一緒に食べて帰ることになります。
そのおやつも、なかなか舌がこえているのか、高いものだとおいしいといいますが、安いものだとやはりだめなのです。
ローソンの200円程度のシュークリームだとおいしくないといい、同じローソンの400円くらいのシュークリームだとおいしいといい。
え?認知症でも味はかなり微妙なラインでおいしさがわかるんだという新たな発見をするのです。
病院勤務時代に、認知症の患者さんはどうせ味もわからないんだろうなと思っていましたがこの認識は大きく外れました。
母の場合は味覚に関しては認知症にはならないのです。
大脳の中の味を感じる部分は、認知が進まない。まあ、衰えないわけです。
感覚神経は大脳皮質を通ってから大脳辺縁系に入るはずで、認知が進むと大脳皮質が委縮すると
考えていましたが大脳皮質が委縮してない・・つまり完全に記憶の中枢のみがやられているんだということになります。
なのでおいしいものを買わないといけないのです。
ところが、僕はどちらかというと美味しさは良い方がいいに決まっていますが、満たされ感も大事で
満たされ感は満腹感につながっています。
ここが母とは違うところです。
母は満たされ感はそれほど満たされなくても、味が大事な人なのです。
なので、おいしくないものはお腹がすいていても食べないのです。
ここは遺伝していません。父は両方とも大事な人でしたが、味の味覚はエビが好きだったり、カニが好きだったりで、このエビカニに限られていました。
他のものは大量に食べたりはしません。
エビだけを食べつづけるという、いわゆる特殊な欲求でした。
しかも知る限りでは痛風にはなっていません。
糖尿ではありましたが。
前回も書きましたが、日曜の朝から晩までエビ三昧(生エビ)が父のゆういつの楽しみだったと思います。