土曜は少し母のところに顔出ししたものの、日曜はずっと東京にいて、かえってきたのが夜中だったので

一日母のところにいかなかったので、どうなってるかと少し心配気味に顔を出しました。

 

 

あれ?昨日こなかったかい??

 

うん・・来れなかったんだけど覚えてないかな?

 

もう昨日の事なんか忘れたよ。そんな古い話。私は前を向いて歩いてるんだから

 

 

まあ、僕の取り越し苦労だったようで特に問題はなかったようです。介護士さんに聞いても日曜は特に騒ぐような様子もなく大丈夫でしたよという話です。

よかったです。

母はお風呂も最近は嫌がらずに入ってくれるようで、さほど問題はなくまた次の問題行動を起こすまでの嵐の静けさです。

安心は禁物です。

何が起こるかわからないのです。

 

 

ここのブログを同じ境遇の方がよく読んでくれるようでいろいろな方から連絡がきたり直接治療を受けに来られる方も最近は多くいます。

やはり自分の親が認知になったりすることって子供から見ると、年齢的に仕方がないと頭では理解しててもなかなか受け入れがたい事です。

そんな思いは共感できる方にしか話せませんし、分かる人以外に話してもわかってもらえないでしょう。

僕も同じだからよくわかります。

 

 

僕の先を歩いてきた人もいます。

 

渡邊くん、そのうち僕の事もわからなくなって、だれが来たのかわからない日がきっとくるんだよ。

 

この言葉を聞いた時に、僕はできるだけ毎日顔を出してみよう。いつわからなくなるのかと思ってきました。

だってつい2年前には自分でスーパーに買い物にいき、料理を作っていたんです。

昨年から施設にはいってしまいましたが、一昨年は家を出て行って戻らなかったりする日があったものの、なんとか一人で住めていたんです。

 

なんと進行が早いことか。

 

そんな風に思わされます。