ガソリン税が軽減される代わりに、今もっぱら国が考えているのは、その減収分に対応する部分を走行距離税で補うという事です。
そもそも議論は以前から行われていたようで、ガソリンを使う内燃燃料車がだんだんと少なくなってくると
その税収をどうにか補いたいという事で、電気自動車やハイブリッド、今後は水素自動車がでてくるでしょうから税収が足りなくなります。
本当はもともとガソリン税は一般財源ではなく、道路に対する特定財源だったはずですがそれも途中で一般財源になり、重要な税収になったわけです。
我々国民としてはなんとなくしっくりいかない感じです。
まずは、もし走行距離税を課すことにするのであれば、一切のガソリン税、軽油税をなくしてここの財源の代わりに走行距離税を入れること。
もし入れた場合には、政府は車のGPSを使ってどこを走ったかを把握するシステムになってるのが他の国の手法らしいですが、プライバシーがそれで保てるのか、それを保証する事が必要と思われるのです。
ではないと、国民のプライバシーは保てなくなります。
今でも、スマフォの位置情報などで把握されてはいるのですが、昔の日本の国民は総背番号制だとしてマイナンバーにも反対したものですが、すっかり時代は変わって、マイナンバーも必要と納得するようになってしまっています。
それと税率です。
車によっては、一人で乗る通勤で使う場合、貨物を積んで長距離を移動する場合、ファミリーで旅行に行く場合などいろいろありますし、車の排気量も全然違います(電気自動車は出力?でしょうか)
それにより税率を変えるとは思うのですが、一律で不公平感がでないのか?
それとも車の種類により、変更するのか?はまったく謎です。
なんにしても、この先を慎重に見つめていかないといけません。