今日も午前に母の面会にいきましたがすこぶる機嫌が悪いのです。
日によって機嫌のいい悪いがあり、変動が顕著になってきています。
中間がなく良いか悪いか。
こんな感じです。
今日は昼寝中でした。僕が来たので施設の介護士さんが起こして部屋に連れてきたのです。
なんだ、あんたか。人が寝ているのに、なんで起こす?気持ちよく寝ていたというのに。
いやいや、すぐに帰るからさ。
すぐに帰る程度の面会なら来なくていいんだよ、なんで来るの?なにしに?
いや、顔みたら帰るからさ。
同じ顔をみて何が面白いの?
まあ、いろいろ言うわけです。こんな時はうまくかわしながら機嫌がよくなるのを待ちます。
今日は漫画をもってきたよ。これだよ、コボちゃんっていう4コマ漫画だよ!面白いからさ!
漫画??面白いわけない。今まで面白い漫画に出会ったこともない。暇つぶしにもならないレベルの漫画しかない
まあ、読んでから感想はいうもんだよ。ここに置くよ。
テーブルの上をかたずけて本を置き、おやつを出しました。
今日はシュークリームだよ。
あんた、私が生クリーム嫌いだって知ってるのにわざとだね?
この間、おいしいって食べたじゃん。
この間と今は気分が違うんだ
なんて会話だと思うでしょうが、これで十分なのです。認知の人で大事なのはとにかく会話をして頭を働かせること。
悪知恵をいうのも、頭が働いているからこそなのです。
去年の今頃は北海道医療センターでした。
ちょうどそこからリハビリテーション病院に移るころだったと思います。
先が見えなかった去年から、やっと落ち着いたグループホーム。
それだけで僕は満足なんです。