ここのところ心配だったので、毎日施設には顔を出していましたが、そろそろ以前のペースの週3くらいに戻そうかなと思っています。
どの方もそうだと思いますが、施設が変わった時というのはかなり要注意で、特に認知症の方は記憶の混乱があり、自分が今どこにいてなにをするのかがわからなくなることが多々あります。
見当識障害と言いますが、整形外科に行ったとき、リハビリテーション病院に行ったとき、そうして老健に移った時と見ていてかなりの見当識障害がみられていました。
つまり認知症の悪化です。
グループホームにきて、老健からの移転なので少ないかなとは思っていましたが、ここのところは以前より元気で、笑い顔も見えるようになり、記憶もまだしっかり保っているので悪化はしていないような気がします。
すごい良いことです。
老健でもよく話はしていましたが、ここまで笑っていた記憶はありません。
老健との違いを考えてみますと、施設の違いは大きいのですがもっとかみ砕いていいますと、どちらかというと老健は介護を中心にする施設で、介護職員さんも介護してるという意識の中にいると思います。
それはもちろんでしょう。
僕も医療者で病院勤務時代には医療を行う医療者としての自覚をもって行っていました。
グループホームはそれが薄いといいますか、みんなで遊ぶ意識というか、そんなイメージを持ちます。
手品をしてみたり、介護士さんが歌を歌ったりして楽しませる事が好きな人が多く働いているのです。
その為に、介護してやってる的な意識が仮にあったとしても見えません。
そこは大きな違いです。
渡邊さんはほんとによく来てくれるし、手伝ってくれる。
そんな風に言われるようになりました。
いやいや、手伝っている意識ではないのですが、配膳をしたり箸を並べたり、見てても仕方ないのでやっていたらそんな風に言われます。
いや、自然にやっちゃうのです。そんな雰囲気になってるグループホームはとてもいいと思います。
また様子を報告します。