アメリカの大統領選も終わり、次期にはトランプが就任することになり、日本とアメリカの関係は?世界は?と思う人も多いでしょう。
アメリカはトランプが王国をつくろうとしていることがなんとなくわかります。
前回の大統領だった時にはトランプ派ではない人が長官クラスにいました。
司法省では、トランプは訴追されました。
今回はその長官すら自分の派閥に変え、意見を言わない、自分に対して反対しない人を重要ポストに据えるようにしているのがわかります。
トランプ王国の始まりです。
王国は、一国の王様がすべて統治して自分の意のままにというのが王国です。
民主主義国家の名を借りて、王国が誕生してしまうのです。
王国は民衆にいいときはいいのです。自分の利と民衆の利も一致しますし、民衆も意を唱えません。
トランプはアメリカファーストを掲げました。
アメリカに損をさせない、得をするようなシフトを組み始めています。
まずは、アメリカが損をしてしまってると考えている戦争です。
ウクライナと、ロシアの戦争は支援をおそらく辞めるでしょう。
トランプは辞めさせるために、支援をやめると言い訳をすると思いますが、大国ロシアと小国ウクライナです。
支援が無くなれば、大国の勝利で終わることになりますが、それでもおそらくいいと考えています。
アメリカには関係ないと。
たとえば、アメリカの国内の産業を保護するために関税を多くかけるといいますが、一見よさそうですが、良いのはアメリカだけで、アメリカのように巨大なマーケットを閉じてしまう事になりますので、日本の輸出産業のひとつである自動車はアメリカでは倍とか3倍の値段になるかもしれません
当然に売れません。
アメリカファーストは、他国の没落につながるという事です。
ロシアのプーチン、中国の習近平、アメリカのトランプと、世界の3大大国はすべて王国になることになります。
注意してほしいのは、アメリカを除いては大国はすべて共産主義国家で、社会主義です。
結局は民主主義国家はコントロールされない自由がある点は素晴らしいのですが、人口減などに対しての対応は主導があくまで国民であるところで、国主導でできない点などがあります。
これでアメリカが王国になると、世界は王国同士が主導権を争うでしょう。
ゆういつ、EC共同体が民主主義の大国と言えるかもしれませんが。