母の問題は目下のところは便秘なわけです。

高齢者はみんなそういう事が多いのですが、高齢者はどうしても腹部の筋肉も弱まり、腸の蠕動運動などが弱くなります。

まして運動量も少なくなってしまっているとどうしても胃腸の動きが足りませんので便秘になりやすくなります。

 

 

便秘をなめてると大変です。

全身に影響がでますし、腸の病気のリスクはかなり高まります。

 

 

以前の老健では便秘の薬は7種類でていました。

現在少し減らしたのですが、それが災いしたのでしょう。一般論でいえば、7種類はとても多いです。

しかし、薬というのは恐ろしいもので、それが普通になってしまっていると、体が慣れてしまいます。

 

それで便秘がひどくなってしまうのです。

 

母は、もう20年も便秘に悩まされていますので、薬慣れを起こしています。

それで多処方になっているのですが、それを少なくするのは大変な事なのです。

 

 

最終的には浣腸という方法になりますが、その浣腸すら一般用レベルでは反応しなくなり医療用レベルの浣腸が必要になってきます。

 

高齢者の便秘は気をつけないといけませんので、周りに高齢者のいる方は便秘に気をつけてあげてください。

 

ご自身ではどうにもならないのですが、恥ずかしくてなかなか言い出せなくそのまま苦しい日々を過ごされているかもしれません。