今日は午前は母の施設、社会保険事務所、銀行、協同組合と盛りだくさんでした。
なんとか12時には終わろうと、市内を車で動きなんとか母のところも含めていくことができました。
母のところでは介護士さんから、ちょっとシャツが小さくなったのがあるので捨ててもいいでしょうか?と言われ、生地が小さくなったのか母が大きくなったのかわかりませんが、体に合わないのであればもちろん捨ててください。必要なら買いますので。
そういうと
渡邊さんみたいにおっしゃっていただく人はいいのですが、絶対に捨てるなというご家族さんもいるんです。
そうなんですか・・・
絶対に捨てるなとはどんな言い分なのだ?施設まで来れないという方がいるのは理解もできるんです。仕事だったりそれぞれ家庭の事情があったり、遠隔地にいればもちろん簡単にはこれないだろうと思います。
しかし、全面的にお願いしている以上捨てるなというのはなにか理由があるのでしょうか?
どうなのかなと思うのです。
母と会話していて、髪の毛をずいぶんと触るので、なにか気になるのかなと思って、聞いてみました。
髪が気になる?今度黒く染めようか?
いやいや、真っ白のほうがこの年だからかっこいいよ。だからいいんだ。
もう染めない。
そう?黒いのも似合うけどな。
うん。元が黒だから似合わない人なんていないでしょ
まあね。
もう染めないよ。この年だし見せる人もいない。
うんうん。わかったよ
ずっとこの89歳までは染めていた髪でしたがとうとう染めるのをやめて真っ白になりました。
それもなかなかいいと思うのです。
もし気が変わって黒くしたくなったら、美容師さんにお願いするから言ってね。
いやいや、いいよ。お金もかかるでしょ、あんたに負担かかるもの。
いや、無料なんだよ。全部入ってるんだよ。
え?そうなの?そんなことある?
うん。ここはそうなんだよ
へー。いいところだね。
嘘も方便です。お金はもちろんかからないわけはないのですが、どうせ僕が出しますしそのくらいは全然いいのです。
明日は土曜。また午後からここに来てみます。