土日と母のところに行ってきました。
母はここのところは穏やかで、数週間前の怒鳴り散らすとか、いつもイライラ怒ってるという様子はなくなりやっと穏やかな以前の母に戻った気がします。

時として、高齢者の認知が始まっているとこういう事もあるのです。
昔の若い頃の写真を持っていくと、もうだれがだれだかわからないな。だんだんと忘れるんだね。

そう?

うん。たぶん50歳代の頃に盛んに同窓会をやっていたんだよ。なんでなんだろうね。それまでは4年とか5年一度のあつまりだったんだけど、毎年のように札幌でとか東京とか。

肝心の根室は?

根室でも地元の人はやっていたみたいだったよ。でも、東京からとか札幌からでも、一日がかりだからね。
行く人はあまりいなかった。
60歳代後半になってからかなぁ、同窓会もいつしかやらなくなってきた

それはなぜ?

なんでだろう・・みんな夜に出かけるとか、家から出ること自体おっくうになってきたんだと思う。
私がそうだった。
昔を懐かしがりたいという気持ちもないわけじゃないけど、もうそんなのはどうでもいいっていう気持ちも出てくるんだ。

うん。そう言う事なんだね。

今はもう誰にも会いたいとは思わない。それに私は90歳を過ぎたから、同期の半分も生きてはいないだろうし。
やっても来れる人がいるとは思えない。電車に乗ってとか飛行機にのって?ってもうないだろうし。

そうだね・・そうだと思う。

人生で通り過ぎた時間だよ。もう過ぎた時間だから。
前ももうないし、後ろは向いても仕方ないし。もう今を見るしかないけど、今もこんなんじゃ見つめられない。

うんうん。

こうしてあんたは毎日来てくれるから話をする人がいるけどさ。他の人は一日誰とも話をしないで終わるだけだよ。

うん。

あんたはさ、人生もう後半だからさ。こんな風にならないように生きなさいよ。

考えてみるよ。どう生きるかだね。

どんな風に生きてもさ、過ぎる時間は一緒だよ。楽しく、笑える時間が多い方がいいよね。

うん。

母はいつになく多弁です。もともとはここまで話を僕とする人でもなかったんです。
口数は多い人ではなかったと思います。

ただ、核心を突くところがもとからありました。

まだまだ勉強になります。

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