今日は母の誕生日になります。92歳です。

午後にお誕生会をやっていただけるという事ですが仕事の都合で僕は参加できません
一足先に昼休みに行ってきました。

今回はベストと、ズボンと冬用のカーディガン。

母に渡すと、あら~っと言って喜んでいます。

あんたから物をもらうなんて、初めての事だね!と言います。

いやいや、毎年でしょと言いそうになりましたが、ぐっと言葉を飲んで、そうだったかな?でもよかったね。今年もというと、現ナマがいいのにほんとはね。と言ってニンマリしています。

初めてもらったと言われた時はちょっとショックでした。母の誕生日、敬老の日、クリスマスと記念日には必ずなにかのプレゼントをあげてきました。もう40年も50年もの間です。

こんな事でいつもあげてるでしょと現実をぶつけても仕方ありませんし、認知の人にはいいことはありません。
やんわりと、否定せずに受け止めるのです。その分こちらはショックを受けるかもしれません。
でも、だとしてもいいんです。それはそれなのです。

暖かそうだね。きっと暖かいね。そういうので、着てみようかと着せたのがこの写真です。

髪の色と合っててなんかおしゃれに見えますね。

92歳になっちゃった・・・
こんな年まで生きるなんてね、息子に申し訳ないよ。

そういうので、黙っていました。

あんたには、親を大事にって教えた事はなかったでしょ?兄の子供もさ、兄とは疎遠で全然連絡をとらなかったし、あんただけだよね。なんの違いなんだろうね。

さぁ。わからないな。なにが違うのかな?僕はただやりたいようにしてるだけで。

うん。それがさ。不思議だね。私もさ、両親を大事にしてきたわけじゃない。母が入院したって、半年に一度見舞いにいくくらいでさ。ところがあんたは、私の母、あんたのおばあちゃんの入院の時には、わざわざ東京まで迎えに行くといいだして聞かなかった。

うん。

あの時お父さんと話したんだよ。何が違うんだろう。あの子だけがあんなこと言い出すなんてって。
きっと魂が最初から違うんだねって言ってたんだ。でも、あんたのおかげでおばあちゃんは東京で一人で死なずに済んだんだよ。札幌でみんなのいるところに戻ってきたんだから。

うん。

思い出しました。そんな事もあったのです。19歳の頃でした。

夏の暑い日でした。30度を超えていました