姥捨て山と施設を言っていた母ですが、以外に早く家を離れることになります。それは自宅での転倒です。
足の上がりが悪くなってきたなと思いながらも、マットをかたずけもしなかった僕が悪いのです。
母の家にはカメラを常設していました。
カメラに写っていなければ外に出たか、トイレにいるか。
写っていなければ何度も確認していました。
母を寝かしつけて、僕が自宅に帰り11時頃に就寝します。母の部屋を確認。
その後、2時、4時、6時と2時間毎に確認をしていましたので、5時間6時間と連続して寝たことはほとんどありません。
夜間に徘徊する恐れがあるためで、徘徊があった事もあるので、目を離せません。
ある日2時くらいに見ると真っ暗な床に座ってる母が見えました。
なぜ?
体育座りしてるように見えていたので、座ってるだけなのかと思っていました。
どうしたんだろう・・・床に座りたいのかな?
この時は転倒したとは思っていないので、認知症状かと思ってました。
4時。2時の確認から2時間経過しています。
見ると同じ場所に同じ陽に座っています。
これはおかしい、なにかあったに違いない
そう思い、冬でしたので、真っ暗な雪道でしたが、車で駆け付けるのです。
ドアを開けて中にはいり、母に話しかけます。
どうしたの?床は冷たいでしょ?寒くない?
寒くはないよ。
暖房も入ってないので、急いでつけに行きます。
具合悪い?痛みがある?
なんかね、立てなくなった?
え?立てない?転んだ?
うん?わからないけど、気が付いたら床にいて、そこから立てなくて。
どんなに短くても2時間。2時前に見たのは11時台ですので、4時間くらいは床にこうやっていることになります。
痛いのどっちかな?
右が痛い・・・
ちょうど股関節のあたりではあるが、骨折かどうかは何とも言えないので、これは整形外科にいかないといけないことになります。
知り合いの看護師さんに応援にきてもらって、なんとか9時くらいに救急車で病院に行きます。
これで骨折が確定して、入院手術になり、ここからもう家には帰れなくなりました。
そこで入院三か月でしたが、その後に施設に入る事になったのです。
母の写真が写真の整理をしていて出てきました。
赤ちゃんは実は僕です。
母は30歳になります。

