母のところにいくと、すぐさまにトイレに行きたい、トイレまでお願いと顔を見ると言われます。
うんうん、わかったよ。急ぐね。
そういうと、車いすを押してトイレに。
気が付いた介護士さんが走ってきて、息子さんにはさせられないので私が行きますとやってきました。
あんたはほんとに下剤と同じだね。
母はそう言い残しトイレに入っていきました。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか?ちょっとわからない状況ではありますが、僕としてはよかったと思うのです。
何と言っても、母の便秘は今に始まった事ではないのです。もう数年前、まだ施設入所前から便秘で苦しいと言われ、介護士さんや看護師さんに浣腸をしてもらいながら数年を過ごしました。
認知もそれほどでもないときは、もっとも心配しないといけない原因が便秘でした。
そもそも高齢になると運動もないので便秘にはなりやすいのですが、運動させるわけにもいきませんし、外にいくと帰ってこれません。
いっしょに散歩などしてもそれですぐさまでるわけではないので、来る日も来る日もトイレの使用状況を見に母のところにいったものです。
ケアマネージャーさんに、なぜトイレを見ただけで出たかどうかわかるんですか?
そう聞かれたときに、トイレッとペーパーに、母のところから帰る時に印をつけておくんです。
小さいほうなら使う量は知れてますが、母は大きい方だとかなり多くペーパーを使う癖があります
使用料で判断をしているんです。
そういうと、すごいですね。初めて聞きました。すごい参考になりましたよ。
そう言って驚かれました。
歯を磨いたかどうかも、歯ブラシの濡れ方をつぶさに確認して朝に歯を磨いたかどうか確認をします。
そんな日々を数年過ごしていましたが懐かしいものです。
渡邊さんの息子さんはほんとにすごい観察力ですね。
母がそう言われ、母はあんたはなにを観察してるんだい?と言われ、母のこととはいえずに、日々の天気とかいろいろな状況だよというと、
あんたはお父さんにかなり似てる部分だね。あんたのお父さんも風向きがどうだから、温かくなるはずだとか、雲の出方がこうだから明日は雨だとかよく言ってた。
そうなんだ。聞いたことがあるよ、子供のころに。
お父さんによく似てるよ。
そう言われ、やはり遺伝だったか・・・と思うのです

