午前中に母のところにいきます。10時からちょっとしたプレゼンがあり、そのプレゼンが終わってから母の施設に行きました。

母はまたみんなのいる食堂からは離れて一人自分の部屋にいます。

なんでみんなと離れて一人でいるの?

みんなと?みんなって?ここのいる人達かい?友人でもないのに、なんでみんなと一緒にいないといけない?

理由はないけどね。

でしょ?理由がないのに一緒にいる必要はない。

みんなで体操したり歌を歌ったりは?

楽しいかい?そんな事して。いやいややるのは意味があるのかい?

うーん・・ストレスになるのなら行かなくていいのかもね。

だったら余計な事はいわないでいい。自分で選んでここにいる。

そかそか。わかったよ。ごめんね、余計な事だったね。

母は団体行動が大嫌いなのです。これは認知が始まったからではありません。昔からです。
高校の頃に成績が良かった母は、クラスメートに押されて学級委員になりますが、それもいやでいやで、途中でクラスのホームルームで、降りさせてほしいと懇願しておりたそうです。

前に出ることや、何か中心になること、団体行動、これがすべて嫌な人でした。

僕はそこは遺伝せずに、中学でも生徒会をやっていました。
そこは父の遺伝かもしれません。父は中学も高校も生徒会長だったようです。

学級委員だったころの話が今でも思い出す事があるよ。嫌だったから鮮明なんだね。

そうなんだ。

あの頃の人達はどうしたかなぁ。もう亡くなったのかな。
あの世で会えるかな。

うん、会えるよ。きっとあの頃のままで会えると思うよ。

みんなが辞めることに反対したけど、数名が嫌ならやめさせてやったらどうか?と話したこともない男子が言ってくれてね。うれしかったよ。

そうなんだ。

バレーもさ、レギュラーメンバーになるのが嫌でさ。

不思議だね。なんでなんだい?普通はみんなレギュラーになりたくて練習するもんだよ。

私は私の哲学があるんだよ、レギュラーになるのは責任が重い。バレーボールを楽しんでやるだけでいいんだ。だから部活をしていた。試合に出ることや勝つことじゃない。みんなとは違う生き方かもしれないけど、それで私はよかったんだ。

そうなんだね。だったらそれで正解だよ。生き方はそれぞれだから。

母の生き方は独特でした。