今日は母のところに午前に行くことができました。午前に先に街中で一件予定があり、中心部に行っていたのですが、あいにくよさこいの真っ最中で、通行止めの続出で、通行止めじゃない道路は大渋滞

なかなか進まない状況に一時は母のところに12時に間に合わないんじゃないか?と思うほどでしたがなんとか間に合いました

母は今日も一人ぽつんと食堂でテレビを見ていました。

テレビをみているの?

あら、あんたかい・・うん、なにもする事がないからね。

みんなを見てみると、本を読んだり、かるたをしたり、花を活けていたりと思い思いなことをしているのです。

なぜなにもしないの?

なにをするのもパワーってのがいるでしょ。パワーがもうないんだよ。そんな気力がない。
なにかをやろうと思うのなら、まだまだ気力があるのさ。

とにかく部屋に戻ろうか。

そう言って、部屋に戻ってきました。

ここの施設が面白くないのかな?違う施設がいい?

どこだって一緒だよ。なにもする気がない。

そうか・・まあ、したくないのならしなくていいんだよ。

そうだね、したくないことをするって嫌だから、それなら家に帰るし。

そうだね。確かにそうだ。

母はやはり家を売った事も覚えていないでしょうし、ここは一時的に居るだけだと信じてしまっているようです。

今日は誰かと会話はしたの?

ここの人はみんな頭が少しおかしな人ばかりだからさ。会話なんてしないし、してもいい事はない。
つまらないし、同じことを聞かれる。

うん。そうなんだろうね。

毎日毎日会話が同じってさ。

認知症施設なのでそうなのでしょう。同じように認知の差こそあれ、みんな同じことを聞いて、同じ話をして。
母はちょっとだけ認知のいい時と悪い時があるのでいい時にはみんなをきっと下に見るに違いありません。

私もさ、まだ姑さんがいたころにさ、姑さんが老人ホームに入った時に、ひどいところだなと思ったもんだよ。
あの頃は私は40歳代だったかな。
きっと、今は私がそうなったんだろうね。ここがそうなんでしょ。
人間は皆同じだよね。私はなるまいと思ってた。あんな風に生きるのはごめんだと思ったのにね。

うん。

あんたもさ、きっといつかはそうなるのさ。この母の姿をよく見ておきなよ。いつか私と同じ思いをするから。
6月のよさこいの日でした