今日も母は眠くて午前に行きましたが、話しかけても眠りそうです。

しかも車いすから滑り落ちそうです。

どうしたの?滑って落ちそうだよ。

体が滑るんだよ。なんでかわかんないけど。

筋肉がだんだんと落ちて行ってるから、支えていられなくなってきたんだよ。少し付けないと。

筋肉?あ~大事なんだ、筋肉って。

そうそう。体を支えているからね。筋肉がおちると体を支えていられないんだ、だから高齢者ほど筋肉は大事だよ。

運動なんて嫌いだったし、今でも大嫌い。

でもしないとさ。

筋肉が無くなれば、横になってるからいいよ。筋肉なんてつけたくない

横になってると、背中やお尻がベットに当たって腐っていくから、寝てばかりもやはりだめなんだよ。

そういうのを防止するのが介護士さんだろう?プロなんだから。

そうだけどさ、自分でできることはしないと。

自分でなんてなんにもしたくない。この年まで生きたんだから、後は誰かがやってくれるのを待つだけ。
私はもうなにもしたくない

高齢になるという事は、もう自分でなにかをすることや、立ったり座ったりすることも嫌になるものなのでしょう。
母をみていると高齢者の悩みが見えてきます。
気力がもはや無くなるので、なにもしたくないのです。
そういうものなのでしょう。

さ、昼ごはんだよ。そろそろ食べよっか?

いや、食べない。

なんでお腹すいてない?

80歳を過ぎたあたりから腹が空いたって感覚になった事はないよ。まったくない。

うん。

今は仕方なく食べてるだけ。それでもおいしいと思えるものならいいのだけどそれもない。

味がわからないのかな

わからないのかもしれないけど、味がしない。

美味しい物だといいんだけどね。

あんたが持ってくるどら焼きが一番おいしいよ。甘いし。

また持ってくるよ。楽しみにしてて。

うん。

そう言って帰ってきました。

高齢者になってからの楽しみってなんでしょう?
それが見つかれば少しは違うのじゃないかなと思うのです。

良い方法がないでしょうか?